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ファースト・インプレッションその7 新番組雑感4 SIDE-A

2009.01.06 Tuesday 21:31
 新番組の季節恒例(?)、ファースト・インプレッションです。
 遅ればせな説明でアレですけど、第一“印象”ってだけあって、感想は管理人の独断的視点に基づいてることを、あらかじめご了解ください。

 「マリア様がみてる 4thシーズン」
 ナレーション、ナレーション、ナレーション…ここまでナレーションづくしだと、アニメ見るより原作読んだほうが手っとり早くないか?
 原作は無印と「子羊たちの休暇」、それと「涼風さつさつ」を読んだだけで、アニメも1期を途中まで見たっきりです。
 「子羊たち〜」は、なんか「マルセルの夏」みたいな“バカンス物”のまったり加減がいい感じ(ラストでちょい、ありきたりな少女小説っぽい展開になるのが不満っちゃ不満ですが、そもそも少女小説なんだからそういう文句はお門違いっすね)でした。なぜかこのシリーズで最初に読んだのが「涼風〜」なんですけど、そっちの感想は、
「巷でいわれてるほど百合っぽくないなあ」
 ってところで。まあ、あの巻に関しては、冒頭から花寺の連中のインパクトが強かったからね…。
 原作が人気あるのはわかるし、だからアニメも第4シリーズまでつくられたんでしょうが、アニメ「マリみて」がアニメとして見られるかったら、それはまた別の話です。
 新作のこれも、ぶっちゃけ原作のダイジェストといったほうがいいかなあ。キャラデザ、作画、音楽等、いい要素が揃ってるんですが、アニメであるべき必然性に欠けてるのがちょい残念。ジェーン・オースティンの小説みたいな雰囲気はとても好きなんだけど。
 ここまで定番シリーズ化してしまったら、オリジナル展開はやりづらいでしょうし、アニメの体裁を整える仕様には、今さらスタッフもできないんでしょうね。

 「アキカン!」
 アハハハハハハ…なんじゃ、こりゃ?
 ほぼまったく期待しないで見たものの、主人公の終始一貫したサイテーっぷりに、むしろ通常のラブコメ主人公の、中途半端ないいやつさ加減には見られない清々しさを感じました。つか、Aパートの間マッパで通したラブコメ主人公ってどうよ? こういう諸星あたるキャラは嫌いじゃないですけど。
 公式サイト見たら、空き缶が美少女に変身して、スチールとアルミのどっちが上かを争うとかいう、デビッド・リンチがLSDでもやりながら考えたような、ノーテンパーな内容らしいんで、下品さ全開で突っ走ろうって方向性は正解なんでしょう。
 後、ラブコメ物は伝統的に、主人公が巻き込まれキャラである場合が多く、おかげで展開において常に受け身で、ストーリーの主導権を握ることがない、ってのが定番ですが、この「アキカン!」の馬鹿主人公は、その馬鹿っぷり変態っぷりのおかげで、肝心のヒロインが霞みかねないほど、見事に能動的なキャラとして立ってる辺り、強みと可能性を感じさせます。ヒロインだって空き缶の妖精だかなんだかという、じゅうぶんに立ちやすいキャラなのに、こいつのせいで、そんな設定がどうでもよくなるくらいに普通になってるし…それ、ラブコメ的にはいいのか? や、ラブコメは設定だけで、実質お下劣ギャグなんでしょうが。
 しかし、これの感想記事を書けといわれても、どうしたらいいか途方に暮れそうではありますね。

 「WHITE ALBUM」
 タイトルからビートルズを思い出すならいいが、それより先に「ジョジョ」を連想した俺は、ひょっとして末期状態かもしらん。
 主人公たちの在籍してるのが文学部の英文学科(ロバート・ブラウニングだG・K・チェスタトンだ)ってのはわかるんですが、この作品も、全体に高雅な文学の香りが漂ってます…悪い意味で。偏見丸出しでいうなら、エロゲー原作アニメで、この類の理屈っぽくて辛気臭い文学気取りは、ちょっと勘弁してほしいとか思わないこともなかったりして。
 だってねえ、所詮男と女がくっついたり離れたりする、下世話な話なんでしょ? 下世話が悪いとはまったく思わないけど、それに無理して高踏的な装いを施そうとするのは、どうにも見てて気恥ずかしいっちゅーか、題材のミニマムさに比して力みすぎっちゅーか、眉間に皺よせてる風なのが野暮ったいっちゅーか。もっとさらっとつくってくれりゃいいのに。
 これといって着地点もないまま、登場人物たちがもったいぶった台詞回しの会話をだらだらつづけたり、シリーズのつかみとしての第1話なのに狙いが不明瞭だったり、背景説明が不足してたり、そうした作品の土台や骨格の部分がフニャフニャなのに、演出で独特なことしてやろうってスケベ心だけはバッチリ見えたりと、どうにも受けつけない要素が多いかなあ。
 頭でつくった映画、って感じですかね。絵はよく動いてました。

 「まりあ†ほりっく」
 き〜み〜にむ〜ねキュンキュンッ♪ …当たり前ですけど、おじさん三人が歌うより女の子たちが歌うほうが合ってますね。
 女学園物で百合物で主人公が女装のS男で…と、定番かつハッタリ臭い要素てんこ盛りな上に、上でもいってる“本家”の二次創作臭まで漂わせてる(タイトルとか、背が高くて男嫌いの“かなこ”ってキャラが出てくるとか)んですが、まあ、百合とか関係なく普通にラブコメとして楽しかったです。
 これの作者自身は別に百合好きでもなさそうだし、アブノーマルな性向一個もない、健康的でコンサバな人なんだろうなあ。装いに反して内実はテンプレなラブコメ、少女漫画のフォーマットみたいなんで、最終的にはいたってノーマルに、主役ふたりがくっついて ENDなんでしょう。変態紳士よりは健全なヲタ向け作品っすね。
 “仏つくって魂入れず”と文句いいたい人も多数でしょうが、本歌取り&カウンターって意味では、これはこれでアリではないかと。

 「みなみけ おかえり」
 不良債権処理の意味合いが強そうな第3期。おかげでなのかなんなのか、安心して見られる1話でした。
 夏奈のおでこと、千秋の、
「か〜えれよぉぉぅぅっっ」
 の台詞で今年も頑張れそうです。
 …新年から変なもん見せんじゃねー保坂。

 「続・夏目友人帳」
 今のご時勢、1話完結タイプのシリーズはとてもありがたいです。
 一応、前シリーズは見てますが、見てなくてもまったく支障ありません。おそらく、打ち切りになってもまったく支障ないでしょう。おかげで先の展開予想とかのよけいなこと考えずに、安心してワンエピソードに傾注できます。
 似た傾向の作品として「蟲師」は、主人公が異形の専門家なので、知識と技術、それに専門家ならではプロフェッショナリズムで対処する、ってのがストーリーの基本軸になっており、そのために主役のギンコは、決して情実のみに溺れない人物として設定されてました。「もっけ」も、ともすれば物の怪への情に流されそうになる檜原姉妹に対し、プロである爺さんが、その知識と技術でもってふたりを導く、ってなフォーマットでした。
 この「友人帳」も、妖は見えるが知識はないただの高校生、夏目と、知識面から彼をサポートするニャンコ先生のコンビという配置でもって、妖怪物のフォーマットに添ってるんですが、上記2作品に較べると、全体に“情”で押してる感が強いっすね。主役の夏目と、彼の祖母であるレイコの孤独がテーマにある以上…だから「友人帳」ってタイトルなんでしょうが…、ウェットな人情話になるのは必然なんですけど。
 ただ、できれば妖と人間との埋められない齟齬、夏目の“情”では解決できない闇の存在の闇の部分が描かれるエピソードが、一個くらいあってもいいかなあ、とは思います。
 ま、でも、この第1話は新シリーズのスタートとして、じゅうぶんによかったです。つか、歳のせいか人情話に弱くなってきてて、自分でも困ってんですけどね…。

 「宇宙をかける少女」
 新年最初の記事でもいいましたが、今年は初っ端から続編物が多いようなので、天の邪鬼にかけては国際ライセンス級の管理人としては、オリジナル作品を優先的に採り上げたいと思います。
 で、そのオリジナル作品の一発目なんすけど…。
 えーとなんだ、上の「アキカン!」といい、福山さんは今年は変態キャラづいてるんすかね。
 ファースト・ガンダム以来、スペース・コロニーといえば、地球に落とされたりレーザー砲に改造されたりと散々な目に遭ってるので、性格が歪んでしまうのも無理ない話です。だからっつって早まって投身自殺しちゃいけないよ。考えてみたら、例の“コロニー落とし”も、落とす人間と落とされる人間の都合や事情ばっかり描かれてましたが、
「核弾頭代わりに使われるコロニーの身にもなってみろ!」
 という、これまであまり考慮されなかった主張が、この作品には込められているのかもしれませんね…ねーよ。
 や、しかし、まだイントロの段階なんで、どういったお話かは見えないものの、意志を持ったAI搭載のコロニーなんつー壮大なキャラが登場してる辺り…そんで、環境破壊で住めなくなった(ヒッピーみたいのは住んでるらしいですが…“Back to nature”な人たちだからね)地球とか、その周辺がデブリまみれになってるとかの設定が出てくる辺り、焦点となるテーマは“環境”、もうちょっと突っ込んだ当てずっぽうをいえば、環境それ自体が生物であるという、以前の記事でちょこっと触れたガイア理論につながるものなのかも。
 とにかく、いきなりスペース・コロニーが落下軌道に乗っちゃって地球の危機! なんて、「ガンダム」だったらクライマックス級の展開を1話から見せられたら、設定やら人物関係やらわかんなくても、なんとなくインパクトで納得しちまいます。これがSFの強みだよなあ。
 期待させていただきます。

 毎回、ある程度見る番組を絞ってから…いい換えるなら、適当に好みに合わなさそうな番組を切り捨てた上で、このファースト・インプレッションを書いてるんですが、今回は感想記事の候補作を一作選べばいいだけなんで、いつもよりもうちょっとばかし丁寧に番組チェックをしようかと思っております。なんで、SIDE-Bでは終わらないかもしれません。
 とりあえず、次回につづきます。





↑ま、別に独断的視点で記事書いてんのはこれに限らずすべてにおいてなんだが…と、すでに開き直りきってる管理人に、どうぞ拍手でも。





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2011.03.22 Tuesday 21:31
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