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タイタニア 第11話「ヒューリックの決意」

2008.12.20 Saturday 13:03
 ごめん。いろいろとせわしなくて今回は短い感想でお送りいたします。あ、「かんなぎ」の記事は申しわけありませんが、来週分とまとめさせてください。
 年末は余裕がなくて嫌だよね、まったく…。

 次回のサブタイが「エーメンタール潜入」ってことなんで、ベルティエの指揮する艦隊が待ち構える宙域に近づきつつある“ヒューリック艦隊”は、ぶっちゃけダミーで、ファン・ヒューリック提督自身はおそらく、タイタニアと正面衝突する気はさらさらないんではないかと。
 貧乏人の戦いを自覚してるらしい提督としては、貧乏人のくせに金持ちとタイマン勝負して見事に敗北した、流星旗軍の二の舞になるつもりはないんでしょう。貧者の戦いはまともに相手とやり合わない、戦術目標の達成をもって勝利とし、満足すること…ようするに、相手をぶっ潰してやるぜ! 的な殲滅戦争や絶対戦争はしない、ってのに尽きるわけで。とにかく当面はね。
 ヒューリックに“タイタニアの天敵”としての名声と、それに伴う政治力がつけば、今後有力なスポンサーが現れて(たとえば星間連盟とか、反タイタニア派のヴァルダナ貴族とか、皇帝とか)、それなりに金持ちと勝負できるところまでいけるかもしれません。それまではコツコツと、小さくても確実な戦術的勝利を重ねていく必要があるでしょう。

 んで、具体的な作戦ですが、僕が推測できるのはせいぜい、陽動でベルティエ艦隊を引きつけてる間に、正直じいさん号の少数精鋭…だかなんだかわからんが、とにかく陽気なクルー連中潜入→リラ救出作戦展開、ってそんくらいですかね。
 パジェスに流させた偽情報で、幻の“ヒューリック艦隊”に信憑性を与えた上で、実際には、前話でミランダが使ってた小惑星金属コーティングとかで一個艦隊をでっち上げ、ベルティエ艦隊が交戦予定宙域まで移動している間に、とっとと成層圏降下してしまう、ってそんな感じでしょうか。
 その後の救出作戦をどうやるかとか、救出できたとして、どうやってまた宇宙へ出るかとかの問題は、ドクター・リーが連絡とってたエーメンタール・パルチザンの協力で、なんとかできる範疇なんでしょう。以前に提督自身がアルセスの屋敷に連行されてたときには、本人に逃げる気なかったのに脱出成功できてたくらいなんで、あそこの警備は結構ザルなのかもしれません。
 ただ、作戦立案だけなら誰にでも…それこそ僕にもできることだけれど、その実行に当たっては先立つものが必要になるわけで。逆にいうなら先立つものがなかったり、予算の枠に収まりきらない規模での大作戦を立てたところで、それがどんな妙案奇策だろうが、絵に描いた餅にしかならないという。ぶっちゃけ、英雄や天才的な戦術家、用兵家も、資金不足の問題をクリアできなければ才能の発揮しようがなく、発揮してもマネー・パワーの前にあえなく敗北してしまう事例だってあるって話です。あんまり詳しくないんですけど、架空戦記物だと、超兵器とか超人的な英雄や勇者の活躍とかで戦局が大きく変わる展開が多く見られるようですが、現実の戦争ではなかなかそういう具合にもいかんのよね。兵器や英雄や勇者の“運用”にも、金がかかるもんだしね。
 またもや歴史の話ですが、対仏大同盟を幾度も破った英雄ナポレオンが、最終的に英仏戦争で負けたのだって、18〜19世紀当時の英国経済の圧倒的な優勢を、どうにもできなかった、ってのがあるからなんでして。いや、もちろん当時のイギリスの外交力や海軍力も大きいとは思うんですが、最大の敗因はやっぱ銭でしょう。
 ナポレオンもイギリスに勝つには経済的に追い詰めないと駄目だ、ってのはわかっていて、だから大陸封鎖令を敷いたりもしたんですが、産業革命後の優秀な英国製品に依存していたヨーロッパの全国民(フランス人も含む)から反感を買っただけでした。重農主義のフランスが“世界の工場”たるイギリスの代わりを務めるのにも無理があり、おかげでロシアは封鎖令を破って対英貿易再開→ロシア遠征→焦土作戦で仏大敗北→ブリティッシュ・マネー・パワーの肝いりで対仏大同盟再結成→ライプツィヒの戦い、と英雄没落の流れをつくる結果となりました。
 まあ、銭金の問題は戦争に限らず、ありとあらゆる事業につきものかつ、最大の難問なんですけど、その点において今回のMVPは、間違いなくマフディーくんに与えられるべきでしょう。おまえ、確かタイタニア軍のMPだったんじゃなかったっけ? そんなやつがイカサマ名人でいいのか? あ、もともと軍の物資を横流ししてるようなやつだったか。手段的には多少問題があろうが(いや、もちろん問題がないほうが好ましいんですが)、軍資金調達の名人がスタッフにいると、事業主にはなにかとありがたいのは確かっすね。
 上記の僕の推測が当たってれば、この作戦自体がイカサマ…というか、ペテンといっていいんだから、マフディーひとりを悪者にするわけにもいかんですが、ヒューリック・ファミリーからすりゃ、立ち上げたばっかのベンチャー企業が松下クラスの大企業とぶつかるようなもんだし、ペテンでも用いないことには勝てやしないよ、ってなところなのかも。
 なに、女を人質にとってる時点で、汚いことやってるのは向こうも同様なんだから、後は汚い者同士でどちらがより狡猾になれるか? って勝負でしょう。どうか互いに憂いなく、存分に卑劣さ全開して戦ってほしいもんです。トロイア戦争の時代から戦いに姦計、騙し討ちの類はつきものなんだしね。





↑つづけて本日中に「とらドラ!」の記事のUPを予定している管理人に、労いの拍手でもお願いいたします。





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