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かんなぎ 第九幕「恥ずかしい学園コメディ」

2008.12.01 Monday 10:12
 男性が女性の集団を恐ろしいと思うときというのが、場合によってあるもんですが、今回のエピソードもそれを如実に表しておりました。

 ものすごく個人的な話題にして、今回のサブタイにふさわしく恥ずかしい過去話になるんですが、中学2年生の頃、管理人が放課後の学校の図書室でひとり本を読んでいたとき、僕が座っていたテーブルの前に、三人の女の子が座ってひそひそと会話を始めたことがありました。
 公共の図書館とかだと小さな声で会話をしてたって、結構耳障りだったりするもんですけど、中学校の図書室だと騒々しいとまではいかなくても、まあ、それなりに雑然としてたりもして、また本に集中してたこともあって、最初僕は彼女らの話は耳に入らなかったんですよね。が、女の子たちの話し方がなんかこう、妙にわざとらしげな、いかにも聞こえよがしな感じだったためか、しばらくしてさすがに会話の内容に気づきました。
 彼女たちがなに話してたかっていうと…えーと、そのですね…×××に×××を×××されたとか、×××から×××されて、とか、まあアレっすよ、伏せ字を使わないとここには書けないようなことだっちゅーことで、お察しください。ぶっちゃけ逆セクハラ話だったんですが。
 その話し方といい、彼女らの正面には僕しかいなかったことといい、明らかにその標的は、まだ純真初心だった(わけでも実はなかったんですが)中2の僕でした。そういや、図書室でほかに空いてる席はいっぱいあったのに、なんだってわざわざ俺の前に座ったんだ? と、ちょっと前から不思議に思ってたんですけど、見ると相手はどうやら三年生、つまり先輩らしく、いったいどういう意図と目的が彼女らにあるのかわからず、すっかり僕は当惑してしまったわけでして。んで、どうしたかっていうと、その先輩らを確認してすぐ、本のページに視線を戻した後、
「あんたらの会話なんか耳に入ってないからなっ」
 アピールを開始し、必死に無視を決め込もうとしました。ま、それ以外にやりようがないもんな。
 するとだ、案の定、彼女らは負けじとばかりに会話内容をエスカレートさせ、その合間に、クスクス笑いを挟んだりして、中2の僕にさらなる加虐を与え始めたわけです。正直、内心で勘弁してくれぇ〜っと悲鳴を上げながら、でも、ここで逃げ出すなり、相手に抗議するなりの反応を示したら負け(なんに対する負けなのかわからんが、とりあえず当時の僕はそう考えたんすね)だと思い、僕はひたすら羞恥に耐え、その場に踏みとどまりました。
 どのくらいの時間がたったかは定かじゃありませんが、向かいの女の子たちは動かざること山の如しとなった僕を見ても、なんだつまんねとセクハラ攻撃を放棄するでもなく、それどころか、こっちが意地になったのに対抗するかのように、実体験的エロ話をさらに微に入り細に入り語り出しました。僕の顔がそのとき赤くなってたかはわかりませんが、火が噴きそうな思いだったのは確かです。つか、こんなにあからさまにエロ話してる女どもを、なんで図書委員は注意しにこないんだ? と、だんだん今の理不尽な状態に腹立たしくなったりもして。
 んで、結局どうしたかというと…屈服いたしました、彼女らに。
 僕はセクハラ女どもを正視できないまま、持ってた本をパタンと閉じると、席を立ち、その本を棚に戻して、そそくさに図書室を後にしました。その本、ほんとは借りるはずだったのに。足早に歩き去る僕の背中に女の子たちの爆笑が被さり、さらに、
「カーワイイー☆」
 とか、たわけた黄色い声が追い打ちをかけたときに感じた、あのなんともいえん屈辱感、敗北感は今でもはっきりくっきり覚えています。
 いずれあの先輩たちには雪辱戦を、すなわちセクハラ・リベンジを挑んでやるぞ、と固く心に誓った中2の秋からおよそ20年、いまだその誓いは果たされてません。果たしたら今は社会的にいろいろなものを、僕は失いそうですが。
 んでも、当時「絶望先生」はマガジンに連載されてなかったけど、俺の気分としては、木村カエレの如く、
「訴えてやる!」
 といいたい気分だったっすよ、ええ。
 僕のその後の人生に、あの体験が影響を与えたかどうかは知りませんが、思春期の多感な頃にそのような辱めを受けたことでトラウマが残り、以後、異性に対するシモ方面への関心に著しく特化した、歪んだ人格を形成してしまったとして、いったい誰が僕を責められるでしょうか? 自分のスケベを人のせいにすんなという声も聞こえてきそうですが、うっせーな、俺は被害者なんだよっ。とにかくあれは、僕の人生でも際立って鮮烈な、女性による集団的ハラスメント被害の例でありましたよ。

 えーと、さすがにもういいかげんアニメ本編の話に入らないとまずいと思うんですが。
 貴子、紫乃、つぐみによる秋葉の同人誌チェックから始まり、ナギ、ざんげちゃん、つぐみの、仁の恥ずかしい過去暴露、そして最後のつぐみとざんげちゃんによる公開羞恥プレイ(あれを羨ましいっていう人も多くいるでしょうが、人に見せつけること前提でやれっていわれてごらんなさいな。相当の厚顔無恥か、芝居でラブシーンとかを演りなれてる人でもない限り、たぶん3分と耐えられないから)と、女性の集団による男性へのハラスメント行為の数々に、女性視聴者の溜飲下げまくり…かどうかは知らんが、一部の男性視聴者にはなんかこう、ウッヒャーとなってしまう今話でございました。その合間合間に挟まれる、つぐみの、恥じらったり慌てたりな表情やらリアクションやらがいちいち可愛かったですが。
 …それ以外にあんまり書くことないな。つまらなかったから感想が出てこなくて書けない、ってんじゃなく、なんせ今回、サブタイをほんとに裏切らない王道ラブコメなんで、ああ、つぐみメインだからな、と、そんなことくらいしかいえないというか。
 「かんなぎ」ヒロイン中、唯一のオアシスである彼女の当番回で、イロモノ的なお話やられたら、そっちのほうが困惑するでしょうし、王道で正解なんですが。しかし、王道ゆえに穿った切り口で語れない、ってのも確かでして。それはスタッフが悪いわけでもなんでもないんですけどね。
 前回感想では、大鉄メインの話からのつづきってことで、あっち方面へ話が広がるんじゃないかと、そこはかとなく危惧を表明したりもしましたが…実際ちょこっと、くすぐり程度には広がってましたが、ちゃんと軌道修正されて一安心といったところでしょうか。
 って、キャラ相姦的には軌道修正どころか、男女お構いなしのスクエアでペンタゴンなそれに、こじれまくってるんですけど。普通のハーレム・アニメの主人公なら、いくら手広くやってても異性どまりだってのに、この仁の突き抜けっぷりはさすがというべきではないでしょうか。しかも、なぜかその乱れた関係の中に、肝心のメイン・ヒロインであるナギ様が入ってこないという。
 放映当初から思ってたことですけど、ナギと仁の関係って、大鉄の勘ぐりとは裏腹に、どうにもくっつきそうな気配がないよなあ。その意味で彼女、ちょっと異質なヒロインだと思うんですが、そう感じるのって俺だけか?
 後はなんだ、あの作者マンがどうたらってネタは、元ネタわかんないから言及しようがありませんが、こういうお遊びも、もう恒例行事ってことで慣れましたな。
 もともとヤマカンさんって、作中にネタを頻繁に仕込む上に、そのネタがかなり楽屋落ち的、内輪的なそれであるために、本来、どちらかというと僕の苦手なタイプのつくり手に入るはずなんですが、基本的な作風は案外とスタンダードというか、ある面では古くさいといってもいいくらいなんで、ネタもそう、うるさく感じるほどでもないかなあ。
 この「かんなぎ」って、カメラは動かさずに、キャラクターに細かく“芝居”させることに演出のベースを置いてることもあってか、今どきの斬新だったり実験的だったりするアニメ作品と比較して、妙に80年代90年代のホームコメディやアイドル映画的古くささを感じるんすよね。おかげで、僕のようなおっさん視聴者には(別に今話に限らず)、いい意味で気恥ずかしさを催させます。青春の思い出っつーかなんつーか…まあアレですよ、いまだに原田知世が理想の女性なんて男(ああ、俺のことだよ。文句あるか)のノスタルジーを突っついてくれるというか。
 まあね、OPからして中山美穂主演の「ママはアイドル!」のパロディだし、そこら辺は半分は作品コンセプトとして、半分は山本監督の趣味でやってることなんでしょう。後、アイリス(カメラの絞り。画面が人物の顔等に向かって絞られていくあれね)もね…今どきアイリスなんか使う演出家、ほかにいるのか? なんにしろヤマカンさんって、一般にイメージされてるほど大向こう狙いの人じゃなく、結構ニッチな志向の持ち主かもなあ、とか思ったりもします。
 ところでもう9話なんですが、1クールならほとんどの話数使ってるわけで、このままだと前回でひさびさに浮上した、ナギの二重人格のテーマを消化できそうにもないっすね。
 原作が連載終了していないそうだから、もとよりすっぱり綺麗な終わり方は期待するべきじゃないんでしょうが、ここまで良質なエンターテイメントとしてほんとに楽しませてくれたんで、どうか失速せずに、2期に期待できる締め方をしてくれればな、と思います。





↑つぐみが腐に冒されつつあることを危惧しつつも、もっと彼女の羞恥の表情が見たいとか思う管理人に、「人のセクハラを糾弾できた立場か」の拍手でもどうぞ。





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