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とらドラ! 第7話「プールびらき」 第8話「だれのため」

2008.11.20 Thursday 20:04
 ほんと青春謳歌してやがんな、こいつら…。

 なんとなくですけど、結構アニメは原作を端折って展開してんのかなあ、と。
 だって、普通シリーズ・アニメで水着回ったらいわばスペシャル回で、そうであるがゆえに一本のシリーズにつき一回が通常なのに、これ、つづけて2回プールの話やってますもん。しかも、第8話じゃ結局亜美の勝ちってことになったから、夏休みに別荘話やるんだろうし、だとしたら高い確率で次は海水浴がくるんだろうし。するってーと3連続水着回か?
 あくまで憶測でいってんですが、7話と8話って、原作だとそれぞれ一本ずつ独立した巻でのお話なんじゃ? つくり手の意識としては、プールの話やった同じ流れの中で、つづけて同じプールの話はやらないと思うんですよね。実乃梨がスポーツで勝負だ、って7話ラストでいったとき、てっきり僕は水着回の後のブルマ回がくるのかと思ってたんで、ちょっと意表を突かれました。
 前回感想で演出はいいけどお話がちょっと、みたいなこといったんすけど、7話と8話も…うーん、相変わらずダメ出ししなくちゃいけないほどアカン、ってわけじゃないのが、かえって座りの悪い思いを催させるかなあ…。
 プールの中で水着のブラがとれたり、パットがとれたりといったトラブルが発生するのは、もはや太陽が東から昇ったり、空が青かったり、水が冷たかったりするのと同じくらいの不文律ですが、それと同じ程度には、ヒロインの誰それが溺れかかる→主人公が救出、ってのも、不文律的黄金展開ではありますな。や、それがいかんといってるわけじゃないんすけど。つか、溺れてんの竜児だし。
 なんかこの「とらドラ!」見てると、結局ヒロイン全員が竜児のこと好きらしい、ってので、少女漫画のセオリー設定を男女裏返したみたいな感がなくもないんですが、そういう意味でなら8話で竜児が溺れるのは、まさしく“ヒロイン”らしい行動だといえます。大河や実乃梨や、意外にも亜美なんかも“漢”なキャラみたいですし。
 ただ、大河は主人公らしく成長途上のキャラなんで、いまだ“漢”としては未完成ですけど、まあ、デリケートな本音を隠して痩せ我慢通そうとしてる辺り、本質はハードボイルドなんでしょう。
 ハードボイルドって言葉の本来の意味は、固ゆで卵のことですが、表面的には固くても内面は柔らかくて繊細でもろく、しかし、それを隠して痩せ我慢する、ってのが美学なんすよね。実乃梨のことは僕はここまでちょっとよくわからないというか、判断保留にしてたところがあったものの、8話で竜児に、いつも大河を助けてくれる、そんなことくらいが一番すごいんだようんぬんみたいなこといってる場面で、ああ彼女も竜児が好きなんだな、と。んで、普段のあのキャラは(特に竜児の前でそれを見せるときには)痩せ我慢の範疇なんだろうなと。どうして実乃梨が自分の気持ちを隠しているのかは、あんなにバイト頑張ってる理由とともに、彼女の秘密に含まれることなんでしょう。
 亜美はというと、どうでもいい相手に対しては、いかにも女を武器にしてるようで、竜児の前ではその、“女を武器にしてる猫っ被りな亜美ちゃん”の黒さを露悪的に見せることでもって、逆に彼女なりの痩せ我慢をしてるという、結構入り組んだハードボイルド乙女ですな。
 これ、ハードボイルドとして正攻法だと思うのは、彼女たちのそうした痩せ我慢っぷりを、流し見してたら本音に気づかないかもしれないレベルで抑制してる、ってことでしょうか。ツンデレとこれとは明らかに種類の違うものです。ツンデレは、デレが第三者にバレバレであることが前提である以上、むしろ、痩せ我慢の美学の対極にあるものであり、断じてハードボイルドとは異なります。
 「トラどら!」のヒロインたちは、仁義やプライド、あるいは照れや臆病さといった表層と、それらに相反する深層の恋心によって、思うように身動きできないという、正しく“義理と人情の板挟み”を体現してくれているわけですが、もしそれを描くのに、いかにも本音の透けて見えるわかりやすい演出をされていたら、すごく味気ないか、すごく陳腐な雰囲気になったんじゃないでしょうか。大沢在昌風にいうなら、肝心なのは惻隠の情であり、“秘すれば花”なんであり、固い殻に覆われて見えない壊れやすい心を、見えないまでも察してやるのが、
「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格はない」
 という言葉に表される、ハードボイルドの真髄というやつなんでして。
 しかしアレだな、一昔前までは、
「好きな相手にわざと冷たかったり気のない素振りをしたり、意地悪したりからかったり、ちょっかいを出したりする」
 ってのは、男の専売特許だったはずですが、今じゃそれやるの、女子になってんのかね。世の中、男女間でいろんな役割の逆転現象が起こってるから、そういうのも不思議じゃないですが、この「とらドラ!」を見てると、いまだに萌えアニメ萌え漫画等で多く見られる、男主人公がなんかしら“男らしい”行動なり態度なりを披露することでもって、ヒロインのハートをゲットする、というありがちな展開は、女性側からしたらひどく的外れなのかもなあ、とか考えてしまったり。
 プールで溺れてるヒロインをかっこよく助けるんじゃなく、そのヒロインにご飯をつくってやったり、胸の小さい悩みを聞いてあげたり、カナヅチ克服の特訓につき合ってあげたりといった、“内助の功”を発揮してくれるほうが、よほど昨今のハードボイルドな女性方にはありがたいんだろうかと。ついでにいうと、“ヒーロー”としての、活躍の場も提供してくれるような男なら、いうことなしなんだろうかと。
「触るなぁぁぁっっっ! 竜児はわたしのだぁ〜っっっ!!!!」
 なんて、公衆の面前で“××は俺の嫁”宣言してみたいとか思ってる女の人、結構いるのかもなあ…。





↑この季節に水着回をやられると今年も海にいけなかった(その頃は夏バテ中か入院中だったんで)ことを思い出してちょっとブルーな管理人に、よろしければ拍手でも。





とらドラ! | comments(4) | trackbacks(11)

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2011.03.22 Tuesday 20:04
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コメント

こんにちは。
竜児は実はヒロイン、という見方は妙に納得しました。たしかに、少女漫画におけるヒロイン的な立場かもしれません。

大河の奇妙な行動は、臆病さなどがベースになっていると思っていたのですが、プライドとか矜持といった、男っぽい感覚もあるのかもしれませんね。

でも大河が男だとすると、ヒロインを犬呼ばわりするのは問題アリなので、そこは女の子に許された特権というところでしょうか。
| メルクマール | 2008/11/20 8:50 PM |
こんばんは。どうもコメントをありがとうございます。

>でも大河が男だとすると、ヒロインを犬呼ばわりするのは問題アリなので、
>そこは女の子に許された特権というところでしょうか。

それもあるでしょうし、なんかこう、そういう呼ばれ方されたがる一部男性視聴者のニーズに応えた戦略的側面もあるようなないような…。
| memento | 2008/11/22 6:29 PM |
今回の大河は普通に握手したと
してもこれで済まさず、


大河は手袋をする(滑り止めイボつき)。

大河「お金落としているわ。」

亜美はかがむ

大河「かかったわね!」

大河はかがんでいる相手の髪を1ツカで牽引する。

・ポニーテールなら根元から、
・ツインテールなら左右で先端から、

大河「ババア!」

大河はもう片方の手で相手のスカートをめくり、
パンツの上からお尻ペンペン(左右)する。
(トラえもん(1979)みたいなイタズラ技)

相手は尻を疼かせてうずくまる。

ここまでしそうですね。

| スミス | 2008/12/07 2:13 PM |
こんにちは。スミスさん。コメントをありがとうございます。よろしければ今後ともご贔屓にお願いいたします。メルクマールさんや日々“是”精進!さん等ともども。

大河にアグレッシヴな成長が見られるのはいいんですが、

>亜美はかがむ
>大河「かかったわね!」
>大河はかがんでいる相手の髪を1ツカで牽引する。

ここで亜美が普通に身体を起こしたら、

身長差で大河クレーンゲームの景品化

攻撃未発

大河「おーろーしーてー」

華麗なる亜美の逆襲

という展開になってしまいそうです。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
という孫子の兵法を彼女には学んでいただきたいところでございます…てか、毎日牛乳飲んで大きくなろうね、大河。
| memento | 2008/12/07 10:50 PM |

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