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ミチコとハッチン 第4話「のら猫のミルキーウェイ」

2008.11.13 Thursday 19:30
 ほとんど完璧といっていい脚本と構成なんですが、ただ一箇所だけ不満点を。

 ぺぺリマがルルを助けるため、死ぬのを覚悟しつつリコに会いに部屋を出た後、ミチコが鏡を割って、
「畜生、なんで助けてやらねえんだ…!」
 といいますが、あそこはいらなかったです。多くても鏡を割るだけで、ミチコの気持ちはじゅうぶん視聴者に伝わるんじゃないかと。
 ただまあ、映画的な文法でつくっていったら、そっちのが洗練されているものの、やっぱつくる立場にしたら、独り善がりになっていないか、不安になるんでしょうね。特にこの「ミチコとハッチン」みたいな、つくり手のセンスに多くの要素を負っているような作品は、そうであるからこそ、センスに寄りかかりすぎることを、つくる側が怖れなくちゃいけないってのは確かですし。
 第1話から見てて僕的にちょっと引っかかってたことがあって、それは今のところ死人がひとりも出てないなあ、ということなんすけど…いや、だってねえ、こういうお話で死人が出ないって、そっちのが不自然でしょうに。
 アニメ作品のジャンル的特質だかなんなのか、麻薬とそのものズバリのセックス描写は、タブーとされてるような暗黙の了解があるにせよ、殺人だったら特に問題はないはずです。つか、ミチコみたいな女が人の十人や二十人殺してないはずがないんで。そこのところを変にぼかされたら、興醒めとまではいかないまでも、狙いが曖昧になってしまう危険性はあるな、と感じていました。
 が、次回への引きを考えるに、ぺぺリマは確実にリコに殺されるだろうし、まあリコも安穏とはできないんでしょう。ノワール物のドラマツルギーからしたら、ミチコはリコを、彼の女やら手下ともども血祭りに上げた上で街から逃亡する、ってところだと思うんですけど、セオリー展開を外してくるのなら、それはそれで興味深いです。ただ、どういうやり方を採るにせよ、ちゃんとノワールの“美学”は貫いてほしいかなあ。
 ぶっちゃけ、それがあるかないかが、ミチコというキャラクターを、単なる”キラー”にするしないの分水嶺になると思います。
 個人的には、ハッチンが、それなりに信頼を寄せつつあるミチコの、犯罪者たる部分を目の当たりにする場面が、次回以降に描かれることを期待しています。
 しかし、ひとつひとつのシーンに気合いが入ってるため、感想を書くこっちとしても、毎回息を詰めるような気分で視聴せざるを得ん作品ですよ。
 引きつづき期待。





↑ミチコとぺぺリマの飲み比べの場面で美川憲一の「お金をちょうだい」をなぜか連想した管理人に、「ネタが古すぎだろ!」の拍手でも。





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