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RD 潜脳調査室 #14「波と風」#15「食」

2008.07.21 Monday 10:25
 暇を見つけられない管理人の不手際により、勝手ながら2話分まとめさせていただきます。
 あーくそっ、俺も沖縄へバカンスにでもいきてーよ、ほんと…。

 2クール目に入ったんでお話は“地球律”や海が燃える現象等といった、本筋展開へシフトしていくのかな、と思ったんですが、第14話はぶっちゃけ総集編のようです。
 環境BGV的に流して見られるエピソードなので、とり立てて感想を述べる必要もないっちゃないんですが…ただの総集編であるAパートも、それが真理の知っている世界を知りたいというミナモの探求心を促すBパートへの導入部として機能してます。
 お祖母ちゃんに電話してるとき、カメラはミナモの顔を見せるのを避けるか、視点カメラになるかで一貫しており、彼女が海に潜ろうと決心するところでやっと表情を映します。こういうメリハリのつけ方というか、きちんと意図を持って映像つくってることがわかる辺りはいいですね。
 後、さすがプロダクションI.Gというべきか、使い回し映像を並べた総集編で、現在の絵との落差がほとんど見られないのは、昨今特に驚くべきことかも。あの犬の回でいくらか崩れたくらいで、後はほぼ一定のレベル維持してるもんなあ…。総集編って、ぶっちゃけスケジュール苦しい現場の時間稼ぎ的意味合いがあるってことは、もう皆さんご存じだと思いますけど、この「RD」に限っては苦し紛れどころか、
「俺らの仕事ぶりどうよ?」
 といった、ある種職人のプライドを見せつけてやるぜ的印象さえ窺えるのが恐れ入るというか。まあ、途中で実写入ってたのは、ひょっとして他アニメにおける総集編の意義を示すものだったのかもしれませんが(視点カメラでごまかされそうになりますけど、Aパートは静止画多かったですし)、毎回番組の終わりでやってたコーナーも蛇足じゃなかったとわかる辺りで、肯定的に評価できるのではないかなと。
 ミナモのウェット・スーツ姿は可愛かったです。

 んで、第15話。ピーマンをこの世から駆逐せんと目論むミナモの魂の絶叫に思わず涙。
 ピーマンがなにゆえ彼女に有益かを、相変わらず理系の論理で理路整然と説くソウタにイラッとくる彼女の気持ちもわかりますが、だからっつってピーマン殲滅の野望はいささか無謀というべきではないかと。もうちょいカルシウム摂って寛大な気持ちになったほうがいいぞ。昔から“味を憎んでピーマン憎まず”というし。
 てか、友人ふたりと食ってるときの彼女の、対ピーマン・ヘイト・スピーチにおける、やけにダイナミックなカット割りで、ミナモの本気度が窺えるような。ソウタがご飯をボロッとこぼすところといい、なんでこんなところで? と不思議に思うようなところに、相変わらず力入ってるのがなんともかんともです。
 今回のテーマはサブタイ通りに“食”ですが、メタルで人工的な食道楽を追求し、味覚を鋭敏化した結果、リアルでの食に拒否反応が出てきてしまうってのはアレですか、たとえるなら二次元の萌えキャラに耽溺しすぎて三次元女に関心なくなるどころか、嫌悪感を催すようになるって、そういう感じでしょうか? なんか実に嫌な感じでリアルなんですが、するってーと美食倶楽部の方々の熱入った美食語りも、萌えヲタの皆さんが、
「やっぱツンデレが…」
 とか、
「メイドが…」
 とか、そんなリアル社会的にはまったくもってどうでもいいことを熱く語ってるのに類似、ないしは同質のもんなんだろうかと。どうでもいいことに命がけになる連中はどっちかったら好きなんですが、美食を堪能しすぎて餓死するってのも、本末転倒的不条理を感じさせるもんではありますね。二次元キャラに入れ込んだヲタが三次元恋愛欠乏状態になるのは、割りと頻繁に見られることですし。ま、別に恋愛しなくたって死にゃしねーけどな。
 でも思うのは、リアルだと美食を追求するにしたって、人工島で天然野菜の供給が追いつかないから人工ものに頼らざるを得ないとかいったような、現実的な条件に阻まれてなかなかできないところを、しかしメタルではそういった条件に束縛されないがゆえに、欲望を際限なく解放できてしまうということでしょうか。別段食欲に限らず、この束縛のなさに伴う無制限の欲求の解放ってのは、人間の持つ生理機能に、かなり深刻な障害を生じせしめるんじゃないかなと。
 久島の解説曰く、味覚は栄養補給目的のための手段である、食の促進に付随する効果でしかないとのことですが、古代ローマの嘔吐してまで美食にこだわった連中はさておき、普通の人なら胃袋が満たされればいくら好きなものを目の前に供されようが、必要を越えての味覚摂取は求めないわけで。生理機能はきっちり欲求をコントロールし、欲求はきっちり人間を生かすための生理機能の舵取り役を果たし、おかげで相互的かつ実に合理的なサイクルを身体内に形成させてるという。脳“だけ”が味覚“だけ”を摂取するなんてのは、このサイクルを破壊してしまう結果になるんだろうと。
 身体の健康ちゅーのは身体のみならず感覚にまで影響を及ぼすって意味で、よくよく注意深くなってもいいことなのかもしれません。現実的な条件で欲望が制限されてしまうことに、しばしば恨めしい気持ちになったりもする僕らですが、“枷”というのはとっ払えばいいってもんじゃないっすね。
 …つっても、油ギトギトのコロッケとか、合成着色料たっぷりのベビースターラーメンとか、ああいう下品で健康に悪そうな食い物を、たまらなく食いたくなるときってのもあるからなあ。
 作中で最高のスパイスはなんだみたいな話が出てましたが、空腹もそのひとつだとはいえ、欲望に弱い自己への後ろめたさってのも該当するのではないかなと…いや、それは食欲じゃなくて性欲を促進させるスパイスか…?





↑読者の皆様のご明察の通りに、これを書いてる時点でたまらなく腹が減ってる管理人によろしければ拍手でも。





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