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マクロス FRONTIER #11「ミッシング・バースデー」

2008.06.22 Sunday 12:57
 前回撮影してた映画が、今回もうすでに公開からしばらく経ってることに。この映画のおかげでガラスの靴を手に入れたランカ嬢は、つい最近までニンジンコスプレしてたのが嘘のごとく、一直線にスターダム街道を駆け上がっていきます…って、確か主演はミランダだったはずだよな。ミス・マクロス優勝者も彼女だよな?
 踏み台っすか…。

 まあ、ビートルズのピート・ベストやストーンズのイアン・スチュアートの例もあるように、輝かしい成功の陰には貧乏くじを引いちゃう人がいるってのも、厳然たる現実だし。ショービジネスはシビアだなあ…。
 エンターテイナーのサクセス・ストーリーとして見ることのできる今作品において、主役三人のうちふたりがようやっと同じポジションに着いた以上は、そろそろ残るひとりのアルト君も、梨園との因縁に向き合わなくてはいけません。そう思ってたら案の定、兄弟子がやってきてパパの危篤を告げてきましたよ。これを告げてきた時点で、なんとなーくパパ仮病使ってるだろ的胡散臭さを感じてたら、ほんとに仮病(厳密には違いますが)だったんでひっくり返りました。なんつー古典的ツンデレ父子関係だ。
 アルト君のあの、ジェームス・ディーンの物真似みたいな反抗のポーズは、あくまでポーズでしかなく、本音じゃ芝居の世界への愛着も親父さんへの愛情も、変わらず持ってるっぽいですが、でも、それを認めたくないからますます反抗期オーラを発散させてるっちゅーところに、兄弟子さんのおっしゃる“陳腐”が窺えます。まあ確かに彼のいう通り、単なる虚勢であったりかっこつけであったりするのかもしれませんが…でもなあ、男の子ってのは与えられた環境だけではなかなか満足できない生き物だしなあ。
 なんか、今回まるで他人事みたいないい方してしまってるのは、一週空いた影響からかもしれません。ドッグ・ファイトのないエピソードでアルト、シェリル、ランカの三人のプライベートメインの話展開されても、今いちのめり込めないでいる自分を発見して、我ながら意外でした。いや、ま、ここだけの話ですけど、ぶっちゃけこの三人の恋の鞘当てストーリーってのは、それ自体は…その、ものすごく興味惹かれるってほどのもんでも、もともとなかったというか。
 いつだったかの回の感想で、恋愛も初期の頃が一番幸せじゃないかとかいいましたが、恋愛ストーリーも、あるフォーマットに沿った既定路線で展開され始めると、真剣に興味をかき立てられなくなってしまう悪い傾向が、管理人にはあるようです。ラブストーリーそのものに夢中になれない、ってことではないと思うんですけどね。現に「エマ」とかは最後まで楽しんで見てましたし。
 まったく僕個人の問題でしかないんですが、どっか一点、キャラクターの心情や彼らの関係に生々しいものが感じられないと、所詮は他人様の恋愛だから、というような、醒めた視線でしか見られなくなるのかも。だからってシリーズ構成の吉野弘幸氏がかつて、「舞HiME」後半でその手腕を発揮したような、ドロドロ鬱展開を希望しているわけではないんですが。
 ただ、今の主役三人の恋愛模様って、基本的にこれといった障害が存在するわけでもないから、これといった切実さも感じられないってのはあるかなあ…。まあ、こういうクリーンで他愛なく屈託のない牧歌的恋愛が、いかにも初代「マクロス」のあの、80年代的空気を継承しているといってしまえばしまえる気はするんですけど。

 とはいえ、悪いいい方するなら今のこのタルさも、後半の劇的急展開への布石と見ることもできそうです。実際それを匂わせる材料もそこかしこに見られますし。
 不良ゼントラーディ軍人の巣窟らしい惑星への慰問が決まったシェリルに、結局アルトがついていくことになったのも、先への波乱を予感させます。今回のラストからも、このガリア4派遣で本格的にグレイスが本性を現してくれるんじゃないかという期待がありますし、そっから物語がいよいよ新しいフェイズへ移行し、主役三人のポジショニングや関係にも、ドラスティックな変化が望めるんじゃないかなと。これまでのマクロス・シリーズと違って今回はどうも、異星生命体は本当の敵ではなく、同じ人類を相手にしなくちゃならないってところにも、一癖あるのを感じますし。
 しかし、シェリルってそのキャラクターからいっても、自主自立タイプの大人でプロフェッショナルのシンガーってな感じですけど、実際は政治利用されまくり、グレイスにコントロールされまくりですな。今回躍進したランカにしたって、冒頭でのキノコと元準ミスの会話聞いてる限り、彼女の芸能活動がなんらかの政治工作の影響受けてるか、将来的に利用される可能性高そうですし。歌姫ふたりとも道具扱いじゃねーか?
 うがった見方するなら、これは歌が戦いを終わらせた初代「マクロス」へのアンチ・テーゼと受けとれなくもありません。こんだけ頻繁にセルフ・パロ繰り出してくるのも、単純にシリーズのファンへのサービスというより、河森監督になんらかの黒い企みあってのことではないかと邪推もできます。シリーズのフォーマットをわかりやすくなぞるポーズとりながら、最後の最後ですべてをひっくり返すサプライズが待ってんだとしたら、なんとなく今回のアルト君のジェームス・ディーン的立ち位置にもつながるような…我ながら無理やりだな。
 ま、あくまで憶測ですけど、こういう恋愛色前面に押し出す体裁とってる以上、そうであるからこそ、ヒーローとヒロインが結局くっつかない結末も、じゅうぶんあり得る気がします。なにしろやたらと視聴者の予想を裏切ることを志向する河森監督なんで。今のところフォッカーや柿崎フラグもことごとく回避されてるしなあ。
 恋愛メインに見せかけて、恋愛以外のところに着地するストーリーが用意されてるんであれば、ランカとシェリルのどっちがミンメイでどっちが未沙か? とか、そんな予想を立てること自体、すでに監督の術中にはまってるのかも。実はこの「マクロスF」って、あんまり「マクロス」を期待しすぎると痛い目に遭う作品じゃないかとか、そんなことも思わないではなかったりして。





↑昨今のアニメの影響で視聴の仕方が屈折してきてるものの、なんだかんだいって結局先の予想を楽しんでる管理人に、どうぞ拍手でも。





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