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RD 潜脳調査室 #7「手と手で」

2008.05.28 Wednesday 21:38
 その気になれば“理解し合う”ために、電脳で意識を直結することも入れ替わることも、同化も可能なメタルって、使い方によってはろくでもないよなあ…。

 僕も犬好きなんですが、犬と理解し合うために対等になろうって、おそらく本当の犬好きとはかけ離れた考え方なんじゃないか…てか、対等とか平等とかって、あくまで人間的な観念であって、群れをつくって行動する犬にとっては、異質な考え方でしかないですよね。
 確か「寄生獣」のラストのほうで、ミギーの台詞に、
「わたしは“優しい自然”などという言葉が嫌いだ。自然には“優しさ”とかいう、人間が持つような感情や意志などないのだからな」
 というようなのがあったと思うんですが、ヒューマニスティックな感情、意志、観念といったものが人間に適用可能だからって、同じように人間外の生物にも適用できると考えるのって、なんだかなあ。
 今回のお話の中心人物であるイシオ君は、同じ愛犬家である僕からしても、アホとしか見えませんでした。つか、犬好きって、犬の毛を撫でたり、投げたボールをとってもらったり、いっしょに散歩したりするのが好きな人たちのことだと思ってたんですが、こいつは自分が犬になりたいのか…いや、“犬と対等になりたい”ってんだからそれも違うか。なにしろ群生動物である犬には、対等だ平等だという観念はないんだし。犬でも人間でもない、なんかわけわからんものになりたい、ってのが、あのペットと同化したカルト的愛犬家連中の思想っすかね。
 途中、真理が潜ってる際に妨害プログラムを仕掛けてきたのが何者なのか不明のままでしたが、それは今後への伏線と考えていいんでしょうか。単体のエピソードとしては、そんなにケチつけるような内容でもなかったと思いますが、単純に僕の好みとして、あまりに頭の悪いやつの尻ぬぐい的なお話はちょっと…正直、今回のミナモも、若干アレな気がしてしまったのは、“ペットと飼い主の絆”というテーマの関係上、イシオ君の願望、ないしはそう呼びたいのであれば愛情を、肯定する方向性のお話になってて、んで、ミナモがそのために頑張る姿が普通に痛かったからかも。
「ほっとけよ、こんなやつ」
 という気持ちで視聴してたせいか、悪いけど今回は途中で冷めてしまいました。すみません。でも、ペットに服着せるような悪趣味なやつには、どうも感情移入しづらいんだよなあ…。
 犬が群生動物であることから、本能的にメタル内に意識の“群れ”を形成するというのは、ちょっと面白い視点だな、と思いました。犬って一番早く家畜化した…別のいい方をするなら人間の文明に適応した動物だから、ナノマシンの注入が義務づけられたりすれば、あっさりメタルの技術に適応するというのは、確かにあるかもしれません。
 まあ人間だって群生してる点では変わりないし、それこそメタリアル・ネットワークというのは、仮想的な群生、共生の場なんでしょうけど、そっちのが居心地いいし便利だからとなると、すぐにリアルを捨てて偏った方向に走るのは、利便性追求に血道を上げた挙げ句に“便利”に依存する人間の悪いところですな。メタルでは犬同士の、リアルでは犬と飼い主の、それぞれ異なった共生のあり方をきちんと切り分けてる、ダップー君のほうが、よほど賢く技術を使ってるんじゃないかという気がします。
 ところで、プロダクションI.G作品で犬が登場ってなると、必然的にあのお方を思い起こしてしまうんですが、そういやイシオを反対から読むと…。





↑そういや相当若返って美化されてますが、見た目もなんとなく…とか思った管理人に、よろしければ拍手でも。





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