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アリソンとリリア 第1話「アリソンとヴィル」

2008.04.04 Friday 19:45
 一応アニメ視聴感想メインでやってるブログにも関わらず、アニメの感想書くのは1月以来というこの体たらく。読者の皆様方には、さぞやいいたいことがおありでしょう。ごめん、これでもいろいろあったのよ。
 新番組の中から三つ、感想記事を書く作品を選ばにゃいけませんが、今のとこ手探り状態なんで、目につくものから片っ端に感想を書いた上で、絞っていきたいと思います。

 で、その一発目がこれ。
“○○と××”式のシンプルなタイトルは、「罪と罰」「赤と黒」「戦争と平和」「高慢と偏見」「ロミオとジュリエット」「噂の刑事トミーとマツ」等々、文芸作品ではお馴染みですが、そういや、つい先頃もアニメで「狼と香辛料」ってのがありましたな。「ロザリオとバンパイア」ってのもあったな。「バンブーブレード」のサブタイ原理も同じだな。流行ってんのか、もしかして?
 このサムソンとデリラ…じゃなかった、「アリソンとリリア」は第1話見た限り、どっちかったら健全な少年少女向け冒険物のようで、あんまし不健全な萌えエロとかを期待していい作品ではなさげです。ま、NHK-BSだし。そして第1話見た限りでは、第二次世界大戦時のヨーロッパ風の架空世界を舞台にしつつ、少年少女のお宝探しがメインとなるお話のようで。
 しかし、原作が長編小説だと、毎回起承転結つけて山があって谷があってオチがあって、次回への引きがあって…というような、シリーズ物アニメにするのには、結構支障があるかもしれません。同じことは実は、上記の「狼と香辛料」にも感じたことですが。あっちはなんか全体的に駆け足感があって、見ながら、
「ああ、原作ではここの下りはもうちょっと濃密に説明があって、キャラクターの心理の流れなんかも文章で、それなりに読者の納得のいくような具合に語られるんだろうな」
 というのを、しばしば感じたりもしました。いや、別にアニメが説明不足だったってわけじゃなくて…つか、むしろ映像作品としては、かなり過剰に説明や台詞が詰まっていたと思うんですけど、毎エピソード30分弱のシリーズ・アニメの制限下では、これはどうしようもないなあ、と思った次第です。
 それとはちょっと違う意味でですけど、「アリソンとリリア」にも、文章→映像への置き換えにおける齟齬が、若干見られなくもありませんでした。こちらは2クールの枠をとっているからなのか、初っ端から説明と台詞でお話を埋め尽くすようなやり方はしないで、普通に“アニメ”として、世界観や設定をストーリーの流れの中で見せていこう、という趣向に感じられます。が、おかげでというかなんというか、第1話で、
「これはこういう作品だ!」
 という、はっきりとしたカラーを打ち出せていない節もあったり。通常アニメ作品では、そういうのを視聴者に理解させるのが、1話の役目に含まれるんですけどね。これ、最初のエピソード見た限りだと、なんかこうジ×リっぽいなあ、くらいの曖昧な印象与えるだけな気も…。複葉機やサイドカー、飛行機のジャケットとか飛行帽とかゴーグルとか、モーゼルみたいな銃のデザインからして、ラピ×タっぽいイメージが…(あちらは産業革命時代風の世界が舞台ですが)。キャラクターも、今の時点では薄味で、新鮮味やら視聴者を引き込むフックやらは、弱いかもしれないっすね。
 後、やっぱちょっといろいろと説明が足りてないところも、あるにはあるかなあ。隠蔽された毒ガス作戦のこと話した直後に、いかにも怪しげな男に連れ去られた家弓家正声の爺さん追って、アリソンとヴィルは勝手に他人の飛行機徴用して飛び出していっちまいましたが、んなことやって軍規違反に問われないのかとか、冷戦中の二大国(といっても、この世界にはふたつしか国がないようですが)間の干渉地域に軍人のアリソンが侵入してったら、下手すりゃ紛争引き起こしかねんのじゃ? とか、その辺りなんかも。そういうことは考えちゃいかん作品なのかもしれませんが、ま、ちょこっと気になったりはしました。
 ファンタジーってのは、その中心にでっかい嘘っぱちを据えた世界であって、そうであるからこそ、その嘘を支える細かなディテールには、手を抜いてほしくないな、という気持ちがあるんですよね。「レザボア・ドッグズ」の台詞にあるように、嘘はディテールが重要なんでして(正確には、「ジョークにはディテールが重要」って台詞ですが)。

 ま、しかしこれが、NHK-BSという、あんまし強くDVDの売上を意識しなくてもよさげな環境での放送であることとか考えるに、上記のような、いかにも“商業アニメ”的な第1話のインパクト勝負を期待するのは、あるいはお門違いなのかもしれません。
 ただの勘ですけど、感触としてはこれは、長い目でシリーズを追っていくにつれて、よさげになっていく類の作品ではないかな、という気もします。説明不足うんぬんにしても、すでに述べたように、ストーリーの流れの中で今後語られていくのであれば、むしろ洗練された方法だといえるかと。
 つかね、これを見て個人的にはなぜか、「∀ガンダム」の1話を連想したんですが。あれも今どきのアニメ的な意味合いでの、“インパクト”には欠けてましたが、僕的には全ガンダム作品中でも、1、2を争う作品になってるところからして、この「アリソンとリリア」も、2話以降グングン上昇気流に乗ってくのではないかと期待してます。
 今のところ作品の輪郭が見えてこないから様子見ですけど、決して悪い印象でないのは確かですね。





↑病気休業してたくまいもとこさんの復帰を祝して、管理人に拍手でも(なんでだ?)。





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