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ファースト・インプレッションその5 新番組雑感2 SIDE-A

2008.01.09 Wednesday 10:41
 今年記事にとり上げる番組を三本選ばなくてはいけないので、ざっと管理人が見た今期からのアニメ作品の感想を記したいと思います。

「俗・さよなら絶望先生」
 マジで2期つくったのか…。そもそも1期のときにすでに、あの久米田作品がアニメ化されるなどと、ファンでさえも(ファンだからこそ、というべきか)容易に信じられなかったこと思えば、なんとも隔世の感がありますな…そこまで大げさじゃねーか。
 いや、なにしろシャフトだし、それに、原作と前シリーズのつくりとを思えば、とにかく延々とネタアニメに終始するだろうことがわかるんですけど…それはそういうものとして楽しむにしても、感想記事にすんのはむずかしいよなあ、どうしたって。
 第1話前半何分かのイントロ部分は、率直にいって、滑ってる感がなくもないかなあ…。前シリーズのときの“桃色係長”ネタの引っぱりすぎといい、スタッフがオリジナル色出したときに、さして面白いとも思えないネタを、
「どーだ面白いだろ」
 的に堂々と、くどいほど見せてくる辺りで、いささか辟易させられるところもあったりはしますが、ま、でも面白かったです。よくも悪くも前期と同じカラーでいくみたいなので、一定の安心感はありますね。

「PERSONA -trinity soul-」
 今期アニメでは今のところ一番の拾い物かも。
 アヴァンで探査船内にカメラが入っていくショットや、実家に兄弟ふたりが帰ってきて、裏手の森で妹と遊んだシーンを断片的に回想するところ等、映像的になかなか面白い見せ方をしながら、それが手法のための手法になっていない丁寧なつくりに好感が持てます。
 アクションはアクションで力を入れつつも、初回ではそれは適度に出し惜しみして、むしろ主役三兄弟の関係のほうをメインで見せてくれる辺り、ただのオカルト超能力物にしないという、つくり手側の意識の高さが窺えるようです。
 ゲーム原作物には一応警戒する立場なんですが、美術は綺麗だしキャラデザもスタイリッシュだしで、これは期待かけてもよさげか?

「GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-」
 待望の「ガンスリ」アニメ第2シリーズ。実はうちの地域では16日からの放送なんですが、伝を利用して第1話だけ見させていただきました。
 うーん…初回なのに動画枚数足りてないのか、人物動かないとか止め絵揺らしてるとか、ミッション→台詞で設定説明→後日談という、段取り的なお話展開とか、結構テンポがグダグダだとか、役者さんの演技も…とか、ほめられない点が目立ってしまうのが、原作ファンとしては悲しいとこです…って、これ原作者が監修に入ってんじゃん。
 年端もいかない女の子がバンバン人殺しまくって、その後に、
「いっぱい殺してジョゼさんにほめてもらいました♪」
 なんて日記に書くシュールさが、悲劇にならずにほんとにただのシュールになってしまってんのは、この作品の方向性としてどうなんでしょうか? 前シリーズはそこら辺、悲劇性を強調してたから、鬱アニメとして名作になりつつも、ある意味、視聴者を選ぶ作品になってたんですけど、2期は普通に“可愛い女の子が銃を撃ちまくる”アニメになってますね。
 第1回から前シリーズの、あのじめじめ鬱々とした雰囲気が、懐かしく感じられるとは予想外でしたが、これは視聴継続していいもんだか…。

「ARIA The ORIGINATION」
 まあ、これはどうしたって見ると思うんですけど、この手の、日常のささやかな幸せやきらめきを描く作品ってのは、見るにはよくても、感想記事を描くにはものすごく厄介だってのは、同スタッフの手がけた「スケッチブック」で、すでに経験済みだからなあ。
 でもとり上げなかったら激しく後悔しそうでもあり、しかしやっぱり、とり上げたらとり上げたで苦労しそうだし…。
 で、第1話です。観光業的にはカーニバルがかき入れどきなのは当然ですが、別にそういう商売の人じゃなくても、街中にあふれてた装飾が剥ぎとられた、お祭りの翌日というのは、昨日までの非日常から日常に戻ったということで、なんとなく夢から醒めた後のような、一種の寂寞感を覚えるものでして。
 カーニバルそのものじゃなくてその後、ARIAカンパニーの皆さん方がお仕事で見事な働きを見せた当の場面じゃなく、その後日談が語られるエピソード、って辺り、この作品には(つか、第1シリーズからずっとですが)未来の話にも関わらず、奇妙にノスタルジーを指向してるとこがありますな。
 率直にいって、新シリーズのスタートは嬉しい限りなんですけど、なんつーか、このゆったりとして穏やかで優しく、そしてノスタルジックな世界観にずっと浸ってんのもどうなんだろうか? って気もしないでもありません。や、これが第1シリーズなら、んなこと夢にも思わなかったでしょうが。ただ、さすがにシリーズ3作目ともなるとね…。今の「ARIA」シリーズは、いつ終わりどきを迎えるかが、重要なテーマになってる気がします。
 そこら辺、スタッフも自覚的なのかもしれませんが、まったくの当てずっぽうでいうなら、ひょっとしてこの3期で、本当に「ARIA」は終わるんじゃないかな、と…。個人的には終わってほしくないけど、終わってほしいシリーズではあります。我ながら複雑な思いだなあ。
 とにかく視聴いたしますね。

「ポルフィの長い旅」
 復活した世界名作劇場の、「少女コゼット」につづく第二弾。通算だと25作目に当たります。
 原作をまったく知らなかったんで、検索かけて調べてみたら、「シミトラの孤児たち」って、30年くらい前に、講談社の少年少女新世界文学全集に邦訳が載ったっきりという、超マイナー作品みたいっすね。今だったら、国会図書館にでもいかないと読めないんじゃ?
 1950年代の、内戦終結してようやく経済復興しつつあるギリシアが舞台ということで、時代的にはこれまでの名劇作品的にも相当現代に近いんですが、雰囲気的にはかなり伝統的…というか懐古的といってもいいくらいの名劇カラーです。内容も、前作「コゼット」にかろうじて見られたユーモア部分(テナルディエの道化ぶりとか)は、ちょっと今回は期待できないかも。その分、子供に見せるには少々シビアだった前作と較べ、今作はずっと、“母と子の名作劇場”になってそうです。
 しかし、1話での牧歌的ムードと家庭の団欒、そして最後に
「お父さんに会いたいな」
 とかいってんの見てると、なんか胸が切なくなりますな…だって、原題が「シミトラの孤児たち」だしねえ…。これからこの暖かで平和な生活が、カタストロフを迎えると思うと…。

「狼と香辛料」
 オールヌードでヒロイン登場したにも関わらず、その長い髪と巧妙なアングルによって、鉄壁ガードされてました。まったくもってけしからんとしかいいようがありません。
 しかし、行商人なんつー浮き草稼業、当然女日照りの独身野朗じゃ、あんなナチュラルフェロモン発散花魁口調の狼娘さんとご同行って、そら苦行以外の何物でもないんではないかと危惧してしまいます。このままだと商売にも差し支えかねないから俺と代われ、ロレンス。
 ライトノベル原作物は数あれど、「ハルヒ」の悪影響か、なんでか昨年は判で押したようにヒロインがツンデレものばっかとなり、これももしかして同工異曲かなあ、とか半ば警戒しながら見たんですけど、むしろそういった時流に乗っかった作品とは一線を画した、独自路線を目指してるっぽいです。
 おかげで…かどうかは知りませんが、第1話はほぼヒーローとヒロインがボーイ・ミーツ・ガールするってだけのお話で終始してます。剣も魔法も超能力もモンスターも世界の命運も、パンチラも頬染めもなしで…あ、クロエがかろうじて赤くなってたくらいか? 名塚さん昨年に引きつづき大活躍だなあ。
 個人的には主人公が大人な上、どうやらヒロインも見た目とは裏腹に大人らしいってところが、結構嗜好に合ってるかも。つか、薄目で妖しげに微笑みながら主人公を軽くあしらうホロの、そのフォクシー・レディっぷり(狼だけど)が、なんかゾクゾクしてしまうんですが。
 ひょっとして俺は、悪女に翻弄されたいタイプなんだろうか…と、内なる新たな自分の目覚めを予感しつつ、視聴させていただきます。


 とりあえずはこれくらいで。しばらく間を置いて、SIDE-Bへとつづきます。
「これいいよ!」
 というような、お奨め作品があったらぜひお知らせを。





↑「ガンスリ」は有力候補だったのに…しかもピノッキオ編なのに…と、新年初っ端からちとショックな管理人に、どうか励ましの拍手でも。





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