Speak Like a Child

世の風潮も時代の流れも無視して、ただ思うままくっちゃべる徒然ブログ。

スポンサーサイト

2011.03.22 Tuesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -

キミキス pure rouge 第1話「meet again」

2007.10.15 Monday 20:36
 新番組を二本、連載記事にとり上げたいんですが、一本は「げんしけん2」に決まったとして、期待度MAXだった「もっけ」のアレぶりに、もう一本をなんにしようか迷っています。とりあえず目についた番組を手当たり次第見て感想書いていって、んで、ふるいにかけていこうかなと思うんですが。
 で、その一発目、「キミキス pure rouge」ですが…はい、ゲーム原作アニメですね。すでにゲームっちゅーもんをやらなくなって久しい(つか、PS2すら持ってないしなあ)ので、こいつも未プレイなんですけど、さすがに名前くらいは知ってます。

 恋愛ゲーム原作物だと…って、別にゲーム原作に限りませんが、いわゆるところの萌えアニメだと、見る前からどうしても、
「やっぱ、こいつもハーレム物か?」
 という警戒が先に立ってしまうんですが。
 別にハーレム物がいかんとはいいませんけど、さすがに同工異曲な作品の氾濫ぶりに、見る前からおおよその内容が予想できてしまう…しかも、良くも悪くもその予想が裏切られることもない(“お約束”っていうくらいだし)、黄金パターンぶりに、一、二本くらいならまあいいけど、そんなに本数見るほどのもんでもないかなあ、と思ってしまうのは、たぶん僕だけじゃないでしょう。
 ま、でもこの手の作品は男の潜在的願望とエロリビドーが滅びない限りは、手を変え品を変え、時代が変わっても生き残りつづけるでしょうし、そりゃ、まことに結構な話だな、と僕も思います。内容的にどれも似たり寄ったりになってしまうのだって、「水戸黄門」なんかと同じく、黄金パターンに常に需要があるからにほかならないんだし。
 逆にいったら、このジャンルでのパターン外しは、つくり手側にとって、かなりリスキーな行為になるんでしょう。
 で、なんとびっくりこの「キミキス」では、そのリスキーなことやらかしてますよ。主人公ひとりにつきヒロイン全員がお相手する、ってのじゃなく、ヒロインひとりにつき男ひとりがあてがわれるという、まったくもって健全きわまる、しかし萌えアニメ的には禁じ手ともいえることやっちゃってます。アチャー、大丈夫か? ある意味原作ゲームがじゅうぶん売れてて、あんまし採算とか気にしなくていいから、やれることでもあるんでしょうが。
「この世のナオン(©ながいけん)はみんなわしのもんじゃよ〜」
 的願望充足アニメじゃなく、複数カップルの群像劇というかたちになってんのは、さすがに黄金パターンに視聴者が飽きてきたってことか? あるいはつくってる側がとっくに飽きてるのかもしれませんが、マルチ・シナリオのゲームならともかく、一本道のアニメ・シリーズでは、マン・ツー・ウーマンのお話を複数パラレルで進めるほうが、すっきり綺麗にまとまるだろうことは、容易に理解できます。

 で、まずは擬似近親エロ姉ちゃん、水澤摩央のエピソードなんですが。彼女が滞仏経験ありってのは、池澤春菜にフランス語喋らせる伏線でしょうか?
 しっかし、無防備なねーちゃんだな。“姉萌え”なる属性が、この世にはあると風の噂に聞いたんですが、リアルで姉のいる僕にいわせれば、んなのありえねーよ。もっとも、こんな天然フェロモン発生装置がひとつ屋根の下にいた日にゃ、自分の理性に絶対の自信を持てるとは、到底断言できませんが。
 妹萌えにもいえるんでしょうが、近親者に欲情するってのは、なんつーかこう、割合切羽詰った、男の切ない願望からきてるんではないかと。いや、あのですね、僕にも覚えあることなんすけど、思春期の男子って、置かれてる環境やら本人の性格やらによっては、そもそも女子と話したりするのすら、ハードル高かったりするもんで。
 身内の女子ってのは、身内であることで、最初からハードル低くして接してくれる、男にとっちゃある意味、実にありがたい存在なんすよ。ましてやその子が、摩央姉みたいに可愛かったり、勝手にシャワー浴びて、
「いっしょに入る?」
 なんていってくれたり、バスタオル一枚でうろうろしたり、抱きついてきたりしようもんなら、そりゃ菩薩様と崇めたくもなるってもんです…誰も崇めたりはしてませんが。
 ラブコメ定番、“さえない野郎がなぜか可愛い女の子に激ラブされる”ってのも、リアルじゃあり得んと、ほとんどの男子は理解してます…ほとんど、っていうのは、ひょっとしたら1パーセントくらいの確率で理解してないやつもいるかもだからですが、そういうのはまあその、なんていうか、えーと…言及を避けるとして、とにかくそうなると、非モテ男子的には、
「じゃあ、身内の女の子だったらもしかして…」
 ってな、幻想を抱いたりするわけですね…いや、笑うなって、そこの女子。これは俺ら男にとっちゃ、マジで切実な問題なんだから。
 最初からハードル低いってことなら、幼馴染みなんかもそうだし、後、眼鏡っ子に代表される地味で真面目な女の子は、非モテ系の男にも分け隔てなく接してくれるってんで、やっぱりハードル低い部類に入るでしょう。大和撫子も同じ。ロリはいうに及ばずで、ツンデレは一見ハードル高そうですが、デレ期に入ればそれも全とっ払いしてくれるのが、あらかじめわかってるキャラだから、これも同類と考えていいかと思います。
 つまり、“ハードルの低さ”って条件で、ほとんどすべての萌えキャラをフォローできてしまうわけですが、ありていに、身も蓋もなくいっちまえば、それは、“異性と接触したい”という、実に素朴で根源的な欲求の表れなんでしょう。
 そのこと考えたら、二次元の女の子に「萌え〜」とかいってるキモいオタクだって、その欲望の内実は、しごくまっとうなんじゃないかと感じられます。ただ、その欲望を向ける対象と、今いち噛み合わないってだけで。今の時代って昔と較べると、男女間の心理的な乖離が激しい気するし、こういう時代に恋愛するのは、結構一苦労なのかもしれません。
 そういう、女性に対して心理的なハードルを感じずにいられない、ナイーヴな男子にとっては、近親であるために気安く接してくれて、しかも本当は近親じゃないから恋愛対象にもなり得るという、摩央姉ちゃんみたいなタイプは、むちゃくちゃ理想でしょう。まあでも、その理想に水をぶっかけるようでナンですが、リアルの姉は、たとえ血がつながってなくても恋愛対象にはなり得ませんけどね…ええ、断言できます。
 ちょっとだけ真面目なこといわせてもらうなら、萌え自体はまっとうな欲望でも、二次元の萌えキャラに萌えるのは、あくまで欲望の代替処理でしかない、ってことでしょうか。ほんとのところ二次元の女に恋するのと、三次元の女に恋するのと、その間にどれほどの差があるのかったら、結構複雑で深遠な問題が横たわっていたりもするんですが…まあ、
「所詮、二次元萌えは擬似的な恋愛だよ」
 と思っていたほうが、むしろ切ないことにならなくていいんじゃないかと思うんですよ。その辺りについては、乱歩の「押絵と旅する男」でも、ちょっと読んでみるといいかも。

 内容について。
 まあ正直お話自体は、まだそんなに面白くもないんですが、イントロの段階だしな。そんで、上で散々近親萌えに関していってますけど、たぶん摩央姉ちゃんと真田の擬似姉弟カップリングはなさそうな印象。
 とりあえず、ざっと予想できるのは、真田―結美、相原―瑛理子、甲斐―摩央、ってところかなあ…? 相原は明日夏ともフラグありげだけど、柊はどういうポジションにつくのか、現段階では不明っすね。
 けどきっと、カップリング成立は上記のようにはいかんでしょう。何組かのカップルが成立しかかったところで、なんかハプニングが発生して、最終的には当初の予想外の相手とくっつく、ってな感じになりそうな。あるいはひょっとして「スクラン」みたいに、男女が噛み合わないまんまでラストまでいくのかもしれません。それって恋愛ゲーム原作アニメではアリなんだろうか? とも思いますが、やってくれたら結構面白くなりそうな気もします。
 大方の男性視聴者的には、甲斐と柊辺りは、もっとも反感買いそうなキャラですけど、こいつらのファースト・インプレッションがアレな感じなのは、どうせ後で、「実は意外といいやつだった」ってのを見せるための計算なんだろうから、今は静観しておくのが吉でしょう。
 俺的には、天才少女二見瑛理子の、ルックス面での好印象と、その、むずがゆくなりそうなスカしたアンニュイさにアンビバレントを感じて、どうしたもんだかと思ったりして。今の段階で一番おつき合いしたいのは、ポニテ娘の明日夏ですかね。ワンシーンしか出てないけど。
 しかし、1話見ただけで全体を予想するのは危険だとわかってていうんですが、これ、なんとなく「ビバリーヒルズ青春白書」みたいな、あるいは一昔前に流行ったトレンディ・ドラマみたいな、ひとつのグループ内でカップルが入れ替わりまくるって、そんな内容になりそうな気も、うっすらするんですけど。
 萌えを期待するオタ男子が、そういう話についてくるかな…。ま、ただの予想だし、それはそれで面白そうだからいいっすけどね。





↑池澤春菜とフランス語といえば、彼女がアシスタントやる前のNHKフランス語講座を、井川遥目当てに毎週見てたことがある管理人に拍手でも。





キミキス pure rouge | comments(2) | trackbacks(2)

スポンサーサイト

2011.03.22 Tuesday 20:36
- | - | -

コメント

 こちらの方にもコメントを。
 知っているかもしれませんが、この「キミキス」ってヤングアニマルでも連載中の作品です。ぶっちゃけ私はゲームの方はやったことなくて、ヤングアニマルに連載されているのを読んでるだけなんですけどね。ちなみに漫画では一人の男の子とヒロインの恋愛が頭から終わりまで描かれて、次にまた別のカップルの恋愛が描かれる、という形で1対1の純情な恋愛模様を見せられるような感じになっています。いわば最近話題になった、「School Days」の対極にあるようなものでしょうか。それでアニメの方ではさまざまな恋愛がパラレル視点で展開されていくようですね。その途中であっちに行ったりこっちに行ったりというキャラも出てくるのかもしれません。漫画版どおりのカップリングになるのかもまだわからないですし。
| こいくち醤油 | 2007/10/15 10:25 PM |
こいくち醤油さん。ありがとうございます。

読んだことはないんですが、アニマルでコミックが連載されていることは知っていました。
どうでもいいことですが、「ベルセルク」とか「セスタス」とか「DMC」とか「ユリア」とか、なにげに最近のアニマルは、読み応えある雑誌になってますね。
そういいつつ読んでないなあ…気がつくともう単行本でしか、漫画読まなくなってるなあ。

コミック版「キミキス」については、なんやら単行本第1巻が書店の成人コーナーに置かれたとかいうニュースをどこかで耳にし、
そのことがそれまでゲームもやってなかったし、それほど興味も持ってなかった僕の関心を、いきなりこの作品に惹きつける結果となりました。
それでまあ、こうしてアニメのレビューなんかも書いてるわけです…ビデオ標準規格における、VHS対ベータの興亡を決した要因になったことといい、
つくづくエロの力は偉大だと痛感いたします。
| memento | 2007/10/16 4:14 PM |

コメントする










この記事のトラックバックURL

http://memento01.jugem.jp/trackback/163

トラックバック

http://moetail.info/964782A68341836A8381/

萌えアニメ萌えアニメとは、魅力的な女性キャラクターによって主に男性視聴者の萌えを刺激するようなアニメを指す。極めて曖昧な定義であるが、その理由は以下述べる。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikipedia- Article- His
| 萌えの殿堂 | 2007/10/18 3:41 PM |

キミキス

キミキス『キミキス』(Kimikiss)とは2006年にエンターブレインから発売されたプレイステーション2用恋愛シミュレーションゲームソフトである。トゥルー・ラブストーリーシリーズのスタッフが制作に携わっており、同シリーズとの類似性や関連性がみ
| もえのブログ | 2007/10/30 1:51 PM |