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東京魔人學園剣風帖 龍龍 拳武編第弐夜「煉獄する咆哮」

2007.08.07 Tuesday 16:39
 前シリーズからほぼ毎エピソードのように、
「今回こそ活躍できるのか!?」
 と、視聴者に普通あり得ないような心配をさせてくれた主人公ひーちゃんこと緋勇龍麻が、新シリーズに入ってからはどうやら一味違うようです。
 同じ流派のライバルキャラ、壬生紅葉との対決から始まって、今回の醍醐エピソードでも、不可思議な力だか体質だか宿星だかによって、なにかを感じとってるらしい場面があったりと、のっけからお話の中心人物的存在感を示してくれてます。
 するってーと「外法編」は、ここまでくるための助走だったってことか? 九角はひーちゃんの主人公覚醒のための、踏み台だったってことか…。つくづく報われんやつだな…。

 しかし意外といったらなんですけど…わかりやすいっすね、お話が。前回、拳武の連中がいっせいに襲いかかってきて例によってパラレル・バトルが展開したんで、今回もその流れで、結構ゴチャゴチャするんじゃないかと思ったんですが。
 十二神将のうちそれなりに標的にダメージ与えられたのは、壬生と八剣と凶津の三人だけで、後は全員返り討ちにあってるっつーのは、主役グループの強さに感心すればいいのか、“新登場の敵キャラは強敵”のパターン外しに拍子抜けすればいいのか…ま、いわゆるところの“強さのインフレーション化”よりはずっといいですが。つか、敵の女が雷ロッカーにちょこっとほめられて頬染めてる辺り、一部を除いてこいつら全員、ツンデレなのは見え見えですな。
 で、そのツンデレ最右翼と思われた凶津が、巨大蛇に変生して、同じく巨大白虎に変生した醍醐に普通に食い殺されてるのは…うーん…てっきり戦いの後でお互いの過去のわだかまりが解けてから凶津退場だと思ってたんで、ちょっと意外でした。あるいはその辺りは、来週にでも描かれるのかな?
 むしろそのシーンは醍醐の心の奥底にある、凶暴性を印象づけさせてる(それも小蒔がそれを目撃するというかたちで)ようで、彼の内面の闇の部分が窺えます。
 普通に考えたら父親を殺した凶津を警察に売ったのだって、そりゃそうするしかないだろ、ってなもんですけど、回想の場面見る限りじゃ、醍醐はあらかじめ彼がそうするのを知ってて、でも止めなかったわけだしなあ…。いや、もちろん本気だとは思ってなかったのかもしれませんけど。
 でも、変生した凶津がいったように、自らのどす黒い憎悪の捌け口として、無意識的に醍醐が凶津の親殺しを黙認してたのだとしたら、それは恨まれてもある意味仕方ないでしょうし、彼がそれを心の重荷にするのだって、当然すぎるくらいに当然でしょう。
 ちょこっとだけ原作ゲームのことに触れますが、原作ではこの辺りの彼の葛藤は比較的単純です。醍醐は凶津の親殺しに関しては、ほかにどうすることもできなくて警察に通報したわけだし、そのことを気に病むのも、
「親友を裏切ってしまった」
 ということに関してのみでした。
 が、今回ラストでその凶津を食い殺したアニメの醍醐にとっては、真に重荷となっているのは、どうやら裏切ったことよりもっと別のこと…つまり、
「自分は凶津よりももっと恐ろしい“鬼”なのではないか?」
 ということのように見えます。重荷というよりこれは、自分自身に対する恐れといったほうがいいかもしれません。
 それを考えたら「外法編」での彼の台詞、
「心に闇を持たない者などいるのか?」
 というのも、実に重く感じられます。あんなごつい図体の、いかにもな筋肉単純馬鹿風の外見してて、本当は龍麻や京一よりも、ずっと精神的にギリギリのところで彼は鬼たちと闘っていたんじゃないか、とか、そんなふうにも思えて。
 “力”を手に入れたことで、醍醐への復讐の怨念から人外のものに変化してしまった凶津も、九角と同じく鬼と呼んで差し支えないといえるでしょうし、彼をそんなふうにした原因が自分にあると考える…そして自らの中に、凶津と同質の黒い部分があるのを自覚する醍醐も、潜在的には鬼と呼べるかもしれません。
 そして、その彼をかろうじて人間に留まらせているのが、仲間の存在…とりわけ小蒔なんじゃないかなと。今回、彼女が醍醐の本質を目にしたことで、その、かろうじて守ってきた醍醐の人間の部分が、危うくなるのは必至でしょう。

 今回の引きから考えるに、ひょっとして次回には、白虎変生して暴走した醍醐と、道心先生プラス雷人、及びその仲裁に入ろうとする小蒔プラスひーちゃん、みたいな、三つ巴の戦いが見られたりして。
 今から期待して次回を待たせていただきます。





↑しかしあの巨大虎対巨大蛇の戦いは、学園伝奇バトル物というより「怪獣大決戦」だよな、とか思った管理人によろしければ拍手を。





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