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英國戀物語エマ 第二幕 第八章「居場所」

2007.06.08 Friday 02:54
 あーなんだ、第6話でのロンドン/ハワース間のとんぼ帰りイベントの無理矢理感ふたたびっつーか…さすがにそれはないだろうと思ってた予想の最右翼、
「ハンスが列車に乗ってエマの後をずっとつけていた」→「エマの自殺防止」
 ってのを、ほんとにやっちまうとは。
 うーん…「N・H・Kにようこそ!」のほうがよほど納得いく展開だったぞ…。

 上記ハンスの長時間ストーキング行為といい、細かいこと突っ込んでいったらきりがない今話なんですが、ま、1クールアニメだしな。なんか、そういう納得の仕方はいいのかどうか、我ながら疑問ですけど、今さら尺の足りなさからくる感情描写の不足や、展開の荒さをあげつらったってしょうがないんで。
 いやでも、感情描写ってことなら、随所になかなか丁寧なそれも見受けられるわけですが。ウィリアム・サイドではどうやら前回から少し時間がたっているようで、エレノアとの婚約破棄後に、心の整理をつけるためか仕事に精を出すウィリアムと、彼をさりげなく気遣う執事のスティーヴンスとのやりとりが、僕的にはいい感じでした。
 全体的には、そろそろ風呂敷を畳むためにまとめに入り始めたな、という印象です。ウィリアムのほうの話で冒頭に登場した取引き相手の紳士って、いかにも後々の伏線のために登場したっぽいしなあ。インドに近いうちにいくとかなんとかいってたけど、これはアレでしょうか、ジョーンズ商会がこの紳士との取引きを経て事業拡大→インドに支社設立→ウィリアムがそこの責任者に就任→堅苦しい英国社会を離れエマとともに幸せに暮らす、って、そういう結末が用意されてるとか? 19世紀英国物で階級による抑圧を描いた物語って、最後には主人公が外国で暮らす、ってのに持ってくのが多い感じですが、定番とはいえ落としどころとしては妥当かもしれません…ま、単に僕の憶測なんであれこれいうことでもないんですけど。
 まとめに入ったといえば、エレノアの恋は今回で完全玉砕を迎えたみたいですね。合掌。彼女は可哀想でしたが、初めからこうなることはわかってたともいえるわけで。まあエレノアお嬢様には、今後は自分の気持ちばかりを押しつけて相手を追いつめるようなことをせず、じっくりゆっくり関係を詰めていく余裕を持っていただければ、と思います。そうした関係を結べる相手との恋に、彼女が出会えることを願ってやみません。
 つか、ぶっちゃけ今回のお嬢様の、
「そんなの嫌ぁぁぁっっっ! へグッへグッ」
 ってので、ウィリアムが彼女から逃げ腰だった理由の一端がつかめたような気がする管理人です…ほんと俺って薄情だな。
 ま、ほんとのところ彼女に較べりゃ、ウィルのほうが百倍罪深いんですけど、一応彼とエマには罪深いことやってるな、って自覚はあるわけだしな…。この「エマ」見てると、恋愛が基本的にエゴイスティックなものだというのがよくわかります。いや、恋愛というより、激しい感情の行き交う関係というのは、本質的にエゴイスティックにならざるを得ないんでしょう。
 スティーヴン・キングの「スタンド・バイ・ミー」(原題は「死体」)に、
「愛とはロッド・マキューンが歌っているような甘ったるい詩ではない。それには牙がある。それは噛みつくのだ。それによってできた傷は、決して癒えることはない」
 という一文がありましたけど、逆にいうなら、他人も自分も傷つかないレベルでの恋愛ってのは、実のところ“恋愛”と呼べるほどの関係ではないのかもしれない、とか思ったりもします。

 んで、モニカお姉様の出番はもしかしてこれで終了なんでしょうか? 後、キャンベル子爵も、ヒールとしての魅力も活躍もほとんど発揮されないままでしたが、やはり出番終了? 原作に出てくるし、お話の展開上(少なくともキャンベル子爵は)必要なキャラだから一応出てはきたものの、その活躍がいささか消化不良気味な感は否めません。ここら辺は仕方ないかなあ…。
 代わりに、ってことでもないでしょうが、今回はかなりもみ上げ君が存在感を増してくれて嬉しい限りです。個人的な意見いわせてもらうなら、エマ、ハンスを選んだら? 上司のミセス・ヴィークにタメ口利いたり、奥様に向かって、
「ここはわたしに免じて許してやっていただけないでしょうか?」
 なんて、立場をわきまえない痛い言動の目立つ彼ですが、ぶっちゃけ今までの彼の行動見てたら、お情けでいいからエマが相手してやらんと可哀想すぎるだろう、彼。今回もストーキング行為の挙句に、お屋敷勤務にエマを復帰させるため頑張ってくれたことだし。
 つっても、所詮二番手の男だし、やっぱりウィル坊やには敵わないんだろうなあ…。エレノア可哀想って意見が大半を占めるだろうこの作品の視聴者の中じゃ、ハンスのほうが明らかに可哀想だろ、とか思う僕は、間違いなくマイノリティでしょう。
 なんか、だんだん真面目に作品を見るってより、ネタに突っ込む方向に走ってる感がありますけど、でもなかなか面白いです(前シリーズとは若干違う意味でですが)。
 どうかスタッフの皆様、この調子で頑張ってください。





↑ロンドン/ハワース間とんぼ帰りもアレだけど、英国/インドとんぼ帰りなお姉様と王子様ってせわしない方々だよなあ、と思う管理人に拍手でもどうぞ。


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