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英國戀物語エマ 第二幕 第六章「成功と喪失」

2007.05.24 Thursday 11:32
 今話は前回の再会の後、一夜明けてエマとウィリアムが朝を迎える場面から始まります…って、あの後なにもなかったのか?
 二人とも昨晩の服のままだったからなにもなかったんだろうなあ。ったく、どこまでへタレ君なんだよ、ウィル坊やは。

 ウィリアムのダメ男っぷりを見るたびに、自分自身を見るようで、腹立だしいような後ろめたいような気になってしまう管理人ですが、前回婚約を申し出たばかりだというのに、もう婚約解消をいい出す彼は、変なところで決断が早いというか、優柔不断さがないというか…ま、身勝手っちゃ身勝手だよなあ。
 でも、それもあんま一方的に非難できんのは、さすがにエマへの気持ちが再熱したまま、何食わぬ顔でエレノアとの婚約を進めるわけにもいかんだろうと思うからで…や、ぶっちゃけエレノアとさっさと結婚しちまって、んで、エマを雇って二号さんにすりゃいいだけの話なんすけど、んなことできる器用な男に、純愛物の主人公が務まるわけないって話でして。
 この時代はやっぱり、恋愛といえども当人同士の個人的な問題ではなく、たぶんにクラスとか家とか体面とかいった、社会的なもんが介入せざるを得なかったんでしょうね。リチャードとオーレリアの過去のエピソードも、ジェントリとしてジョーンズ家が今の地位と評判を築くために、二人がどれだけ犠牲を払ったか、ってのを示すものでした。
 犠牲を払って得た現在だからこそ、リチャードはなにをおいてもジョーンズ家の現在を守らなくちゃいけないんでしょう。そのことは息子たち娘たちに、自分と同じ苦労をさせたくないという、親には共通の思いも含まれているんだと思います。
 とはいえ、親になった経験のない僕がいうのも口はばったいんですが、親がさせたくない苦労と子供がしたくない苦労とが、必ずしも一致するとは限らないんですよね。
 ジョーンズ家が今みたいになるまでの苦労を知らないウィリアムは、自分の立場について、いささか考えの軽すぎる面が確かにあり、その一方でリチャードはリチャードで、彼が若かった頃…つまり社交界で成り上がり者として顰蹙を買っていた頃には、到底あり得なかった苦労に、今のウィリアムが直面してる、って認識に欠けているようでもあって。親と子の世代や経験の質の違いによって、それぞれに見えるもの見えないものも違ってくるのは、致し方ないことなんですけど。
 理性的に考えたら、ここはやっぱり社交界という巨大な相手と真っ向勝負するなんて馬鹿な考えは起こさず、リチャードみたいに折り合いをつけるのが賢明というものでしょう。が、正直それじゃちっとも面白くないです…ええ、僕が個人的にそう思うだけですが。
 どうせ勝負は見えてるにせよ、ウィリアムには、たとえ身勝手だの無責任だの現実が見えてないだのいわれても、己の感情に従う道を貫いてほしいかな…まあ親の世代の経験からくる価値観ってのは、若い人のわずかな経験によるそれに較べれば、重みも厚みもとても比較にならないんでしょう。けど、だからって若い人が自分なりの経験から得たものだって、決して無意味じゃないんだし、なにより親の価値観に唯々諾々と従うのが伝統だっつーのも、理屈どうこう以前の感情のレベルで、反発を感じてしまいます。
 我ながらへタレ坊ちゃまの身勝手ぶりに、痛いほど共感できてしまうのが、困ったもんだとは思うんですけどね。

 で、とりあえずは坊ちゃまよりは現実というものがわかっているエマは、ハワースに帰った後、再会の記憶を振り払うかのように仕事に没頭し…しかし、そこへ試練みたいにまたロンドンいき、それもどうやら一時滞在なんかじゃなく、長期滞在が決まったようで。お、アニメオリジナル展開か?
 原作のほうはここら辺りから、広げた風呂敷を作者が畳めなくなってしまった、って、そんな印象あったんですけど、これは期待していいのか?
 モニカにせよハンスにせよ、ドラマのメインにいかにも絡んできそうな魅力的なキャラが登場しながら、結局さして絡んでこなかったのが、原作の難点っちゃ難点でして…でも今回の再ロンドンいきにまたハンスがついてくるっぽいのは、彼にはまだ活躍の機会が残されてるってことなのかも。その調子でモニカ姉様にもぜひよろしくお願いいたします、スタッフの皆様。キャンベル子爵との対決は、原作のあれじゃ物足りなさすぎます。
 でもやっぱり、1クールってのが不安材料ではあるんだよなあ…。





↑いっそ俺がグレースの婿になってジョーンズ家継いでやるか、ハーマイオニと声同じだし…と無節操なこと考える管理人に拍手でも一つ。


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